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キャンピングカーを廃車するにはどうすればよい?普通車と手続きは違う?

2022/12/01 up

キャンピングカーを廃車する場合、気になるのが処分や抹消手続きに関することです。

とくにキャンピングカーは大きさや機能面で普通車とは大きく異なるため「手続きに違いがあるのでは?」と心配になる人も多いでしょう。また廃車手続きの難しさ、煩雑さについても気になる部分です。

結論からお話しすると、キャンピングカーと普通車に廃車の手続きに大きな違いはありません。

ただしキャンピングカーは一般的な自動車と比べると特殊なため、廃車の際にいくつか注意すべきポイントがあります。

そこで本記事では、キャンピングカーを廃車にする際の手続きと注意点、おすすめの廃車の方法について詳しく解説します。

 

キャンピングカーと普通車の違いについて

 

まず、キャンピングカーと普通車は何が違うのか、それぞれの定義や手続き方法について解説します。

 

キャンピングカーの定義は?

 

キャンピングカーとは、車中に寝泊まりできる設備を備えた自動車のことです。

主にはキャンプなどのアウトドアを楽しむことを目的に作られており、短期間の旅行に利用することもあります。

国内では専用のキャンピングカーとして設計されている自動車は少なく、ベースとなる車体に専用の装備を備え付けたり内装を改造したりすることが一般的です。

もちろん、最初からこれらの設備を加えたかたちでも販売されています。また国土交通省の「用途区分通達」にもとづいて架装した場合、ナンバープレートに表示される番号は、特種用途自動車を表す「8」ナンバーになります。

つまりキャンピングカーは必ずしも8ナンバーというわけではなく、国土交通省の通達を満たさない8ナンバー以外のキャンピングカーも少なくありません。

 

廃車手続きの違いは?

 

キャンピングカーは特殊な車両のため、廃車手続きにおいても普通自動車と異なると思われがちです。しかしキャンピングカーの廃車手続きは一般の普通自動車とほぼ変わりません。

廃車手続きには、以下2点の項目があります。

永久抹消登録:届出後は乗らない場合に行う手続き
一時抹消登録:一時的な利用の中断の場合に行う手続き。海外出張や留学、長期入院など

永久抹消登録するとその車では公道を走れなくなりますが、一時抹消登録の場合は再度登録することで、もう一度公道を走れるようになります。

廃車手続きは運輸支局で行います。

ただし軽自動車タイプのキャンピングカーは区分も軽自動車となるため、廃車手続きも軽自動車に準じて軽自動車検査協会で行います。

 

キャンピングカーを廃車する際の手続きについて

 

廃車の手続きには永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があります。
ここではそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。

 

永久抹消登録のメリットとデメリット

 

永久抹消登録のメリットは、登録している期間中の自動車税や自動車重量税がかからないことです。また、払い終わった自動車税と自動車重量税の還付を受けられます。

さらに自賠責保険に関しても、先払い分にこの先の期間が含まれていれば、還付請求できます。

自賠責保険は任意の加入のため、加入者自身が保険会社に連絡して、所定の手続きを行う必要があります。

永久抹消登録では、解体か用途廃止のいずれかを選択します。解体の場合は駐車場などの保管場所が不要になるため、不要なコストを節約できます。

一方の用途廃止では車体を残すため、置き場所は必要になりますが、物置や倉庫代わりに使用できます。

 

一時抹消登録のメリットとデメリット

 

一時抹消登録のメリットも永久抹消登録と同様で、登録している期間中の自動車税や自動車重量税がかからない点にあります。

またすでに払い終わった自動車税について、還付を受けられます

ただし自動車重量税に関しては永久抹消登録と異なり、還付がありません

また自賠責保険も同様に、抹消登録した後で先払い分の還付を受けられます。還付は自動的に行われず、解約手続きとあわせて保険会社に対して自分で行う必要があります。

このように長期間にわたってキャンピングカーに乗らない場合は、一時抹消登録することで、不要なコストを大きく節約できます。

 

キャンピングカーの処分は廃車買取業者に依頼するのがおすすめ

 

キャンピングカーを廃車するなら、廃車買取業者に依頼するのがおすすめです。

廃車を専門に買取しているため手続きなどにも慣れており、なかには永久抹消登録の手続きなどを無料で代行してくれる業者もあります。

一般的な中古車買取業者の場合、買取査定額が付かないどころか、引き取りに費用がかかることもあります。また一般的な中古車買取業者では廃車手続きを代行してくれないため、すべての手続きを自分で行わなければなりません。

一方で廃車買取業者の場合は専門性が高いため、買取査定額は中古車買取業者よりも高くなるのが一般的です。とくに海外に販路をもつ廃車買取業者の場合は海外で輸出できることから、査定額が高くなる可能性があります。

手早くキャンピングカーを処分し、廃車の手続きまでを任せたいなら、廃車の買取を積極的に行っている業者に依頼しましょう。

 

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まとめ

 

キャンピングカーの廃車手続きは、一般的な普通車と変わりません。

完全に廃車にして自動車として利用しない場合は、永久抹消登録の手続きをしましょう。

キャンピングカーを廃車にする場合、一般的な中古車買取業者などに相談すると、引き取り費用や追加料金などを請求されてしまうケースがあります。

また廃車の手続きも自分で行わなければなりません。しかし廃車買取業者なら、買取に加えて、廃車手続きまでをまとめて依頼できます。

慣れない廃車の手続きを自分で行うのは、意外に大変なものです。

迅速に損することなく廃車手続きを進めるためにも、廃車の際はぜひ専門の廃車買取業者を活用しましょう。

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