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車の法定点検をしないとどうなる?罰則やリスクについて解説

2024/12/13 up

 

車の法定点検をしないと、罰則を受けるだけでなく、事故や車両トラブルのリスクが増えます。定期的な点検を怠ると、安全性が損なわれる可能性があり、最悪の場合、重大事故につながります。車検との違いや点検の流れ、点検のタイミングをご紹介します。

車の法定点検を怠ると、思わぬリスクを招く可能性があります。法定点検は、車両の安全性を確保し、道路を走行する際のトラブルを未然に防ぐ役割があります。

法定点検を行わないことで、車両の不具合に気づかず、故障や事故を引き起こす原因になることもあります。

また、法定点検を受けていないことで、保安基準に適合しないだけでなく、罰金や行政処分の対象にもなりかねません。

これらのリスクを避けるためには、定期的な点検を欠かさず受けることが必要不可欠です。

本記事では、車の法定点検をしないことで生じるリスクや、点検の重要性について詳しく解説しますので、参考にしてください。

 

法定点検とは?車検との違い

まずは、法定点検と車検の違いについて詳しく解説いたします。

車検と法定点検の違いを理解することで、正しく愛車のメンテナンスを行うことができ、安全な状態で車を利用できます。

定期的にメンテナンスを行うことで、結果的に修理費用などを抑える効果も期待できるため、法定点検と車検の違いは理解しておきましょう。

 

車の法定点検とは

 

車の法定点検は、自動車の所有者に義務づけられた定期的な点検で、車両の安全性や環境性能を保つために非常に重要な点検です。

乗用車の場合、車検が新車購入から初回車検が3年、以降は2年ごとの点検であるのに対し、法定点検は1年に一回の頻度で点検を行います。

法定点検は、車両が適切な状態で運行されることを保証するために、エンジン、ブレーキ、灯火類、タイヤ、バッテリーなど、車両の主要な部分が正常に機能しているかを確認します。法定点検を怠ると、車両の安全性が低下し、最悪の場合、事故や故障が発生する可能性があります。

 

法定点検と車検の違い

 

法定点検と車検は、どちらも車両の安全性を確保するために行うものであり、車を適正に維持管理するために欠かせませんが、いくつかの違いがあります。

まず、車検は車両が道路を走行するために必要な法的検査であり、法定点検とは異なる目的を持っています。
車検は、車両が日本の道路運行基準を満たしているかを確認するための検査で、通常、新車から3年後、その後は2年ごとに実施されます。車検の際は、車両全体の安全性が検査され、エンジンやブレーキ、排気ガスの規制など、国の基準にもとづく厳しい検査が行われます。

車検に合格しない場合、その車両は公道を走行することができません。一方、法定点検は車検とは異なり、必ずしも車両全体の検査を含むわけではなく、日常的な点検作業として、定期的に車両の状態をチェックすることが求められます。

 

法定点検をしないとどうなる?

 

車の法定点検は、自動車の所有者に義務づけられている定期的な点検であり、車両の安全性や環境基準を維持するために重要な役割を果たします。

しかし、法定点検を受けなくても、すぐに罰則や罰金が科せられるわけではありません。

とはいえ、点検を受けないことには多くのリスクがともない、最悪の場合、重大な事故や故障を引き起こす可能性が高くなります。

ここからは、法定点検を受けないことによるデメリットについて詳しく説明します。

 

法定点検に関する罰則はない

 

まず、法定点検を受けないこと自体には罰則はありません。車検を通さない場合や、車両に重大な違反がある場合には罰金や処罰が課せられますが、法定点検を怠っても罰則が発生するわけではありません。

ただし、法定点検を怠ることで、車両の状態に不具合が生じて事故や故障が発生する可能性が高まります。車両の安全性が保障されなくなることから、間接的なリスクを負うことになります。

 

法定点検を受けない場合のリスク

 

前項でも触れたように、法定点検を受けないことでの深刻なリスクがあります。もっとも大きなリスクは、車両の故障や事故の原因となる可能性が高まることです。

法定点検では、タイヤの摩耗、ブレーキの効き具合、エンジンオイルの状態、ライトやウィンカーなどの重要な機能が正常に作動しているかをチェックします。

これらの部分に不具合があれば、車両が正常に動作せず、故障や事故を引き起こす原因になります。

たとえば、ブレーキパッドが摩耗していることに気づかずに運転を続けた場合、急ブレーキをかけた際に効かないことがあり、重大事故につながることがあります。

また、エンジンオイルが劣化したまま走行し続けると、エンジンに負担がかかり、最悪の場合、エンジンが故障することも考えられます。

こうしたトラブルは、法定点検を受けていれば事前に発見され、未然に防ぐことができる可能性があります。また、法定点検を受けない状態が続くと、車両の寿命が短くなる可能性もあります。

 

法定点検は期限を過ぎても受けられる

 

法定点検は、期限を過ぎても点検自体は受けることが可能です。しかし、点検が遅れた場合、その間に発生した不具合を見逃してしまうリスクが高まります。

とくに、車両の故障や事故が起きてからでは遅すぎる場合もあるため、なるべく早く点検を受けることが大切です。また、点検を受けることで、車両の保証が継続される場合もあります。

ディーラーや整備工場では、定期的に点検を受けることを前提にした保証プランを提供していることもあります。

点検を受けずに保証を失うと、大きな修理費用が発生することがあるため、点検を受けることで長期的なコスト削減にもつながります。

もし、点検の期限を過ぎてしまっても、気づいた時点ですぐに受けることが重要です。遅れても法定点検を受けることで、車両の安全性や性能を回復させることができ、長期的に安全に運転を続けることができます。

 

 

法定点検の流れ

 

車を所有するうえで、法定点検は必ず受けるべき重要なメンテナンスです。点検を通じて、車両が安全に運行できる状態を維持し、事故や故障を未然に防ぐことができます。

ただし、はじめて法定点検を申し込む方にとっては、点検の流れや何を確認されるのか、費用がどのくらいかかるのかなど、分からないことが多いでしょう。

ここからは、法定点検の流れを項目ごとに解説し、点検を申し込む際の不安を解消します。

 

法定点検を申し込める場所

 

法定点検は、車両を購入したディーラーや認証整備工場、カーショップ、そしてガソリンスタンドなどで受けられます。点検を実施できる場所は認証を受けた工場で、国家資格を保有している整備士が適切に点検を行います。

ディーラーやメーカー指定の整備工場は、メーカーの基準にしたがって点検を行い、車両に関する専門的な知識とノウハウを持っています。これにより、メーカーの基準に従った整備が保証されるため、安心して点検を受けることができます。

法定点検を依頼する際は、事前に点検内容や、修理に関する専門的な知識を持ったスタッフが在籍していることを確認しておくとよいでしょう。

申し込む際は、事前に電話やインターネットで予約をするのが一般的です。

 

法定点検の所要時間

 

法定点検の所要時間は、一般的には1時間から2時間程度が目安です。ただし、車両の状態や点検の内容によって、所要時間は前後することがあります。

軽微な点検であれば1時間程度で終了しますが、部品の交換や修理が必要な場合は、さらに時間がかかることがあります。

たとえば、オイル交換やエアフィルターの交換などの簡単な作業であれば、点検と並行して行うことができるため、所要時間はあまり延びません。

しかし、ブレーキの調整やタイヤの交換、バッテリーの交換など、修理や部品交換が必要な場合は、その分時間が追加されます。

また、車両の状態によっては、点検後に追加の修理を提案されることがあります。

この場合、修理内容や必要な部品が確定してから作業を開始するため、時間が延長されることもあります。事前にどの程度の時間を見込んでおけばよいか、整備工場に確認しておくと、余裕をもって時間を確保できます。

場合によっては、部品の取り寄せが必要になるケースもあるため、早めの予約と予想時間の事前確認を行いましょう。

 

法定点検のチェック項目

 

法定点検では、車両の安全性を確保するために、27項目(自家用車)に及ぶ部品や動作のチェックが行われます。以下は、法定点検で行う主なチェック項目となります。

・エンジンオイルの確認
・タイヤの状態
・ブレーキの点検
・バッテリーのチェック
・ライトやウィンカー、ワイパーの動作確認
・エアフィルターの確認
・排気ガスの検査

 

法定点検の費用

 

法定点検の費用は、車両の種類や点検内容、整備工場によって異なりますが、一般的には1万円〜2万円程度が相場となっています。

軽自動車や小型車の場合は、費用が比較的安く、1万円前後で済むこともありますが、大型車や高級車の場合は、点検費用が高額になることがあります。

また、点検費用には点検そのものの料金に加えて、交換部品の費用や修理が必要な場合の費用が加算されます。オイル交換やタイヤ交換が必要になると、さらに追加費用が発生することがあります。

事前に整備工場で費用の見積もりを確認し、追加費用がどの程度かかるかを把握しておくことが大切です。法定点検を受けることで、後々の大きな修理費用を防ぐことができるため、長期的に見るとコストパフォーマンスが非常によいといえます。

 

法定点検の期限

 

定期的に法定点検を受けるメリットについてご理解いただけたかと思いますが、実際に点検を受けるべきタイミングや期限が気になります。

ここでは、法定点検のタイミングについて解説し、車両の安全性を保つために適切な時期に点検を受ける重要性をお伝えします。

 

法定点検のタイミング

 

法定点検を受けるべきタイミングは、車両の種類によって異なります。自家用車の場合、1年に1回行われ、車検(2年)の間に実施します。

車検の期限に合わせて法定点検を受けることが一般的なため、車検から1年後を目安に依頼することをおすすめします。

ディーラーや車検専門店、カー用品店などで車検を受けている場合、事前にハガキやメールでお知らせがくるため、届いたタイミングで予約を行いましょう。

3か月・6か月点検

法定点検は、基本的に1年ごとの点検が義務づけられていますが、3か月や6か月ごとの点検も存在します。おもに貨物車に義務づけられている点検で、貨物車が商業目的で使用されるため、安全性を維持するために頻繁に点検を受ける必要があります。

しかし、これは自家用車に対しては義務ではなく、任意で受けることができます。自家用車の場合、3か月や6か月ごとの点検を受けることは必須ではなく、基本的には1年ごとの点検で十分です。

ただし、運転する環境や車両の状態によっては、早めに点検を受けた方がよい場合もあります。過酷な運転をしている車両や、長期間使用している車両の場合は、6か月ごとに点検を受けることが推奨されることがあります。

こちらの記事では、車の修理について解説しています。車の修理ができる業者やそれぞれの特徴も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

法定点検は車両の安全性を確保するために不可欠な定期メンテナンスです。法定点検を受けることで、車の状態を把握し、事故や故障のリスクを未然に防げます。

また、定期的な点検を受けることで、長期間安全に車を運転できるため、故障前に早めの対策が重要になります。株式会社カーコレクトでは、車両ごとに最適な点検サービスを提供しています。

豊富な経験と専門知識を持つ整備士が、確かな技術で丁寧に点検・整備を行い、車の安全性をしっかりサポートします。車検や法定点検を含む各種メンテナンスを、安心価格で提供していますので、大切な愛車を長く快適に乗り続けるために、カーコレクトでの点検をぜひご利用ください。

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