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事故車は廃車にすべき?手放した方がよいケースとは

2023/02/06 up

事故に遭った場合、破損した車をどうしたらいいか悩んでしまいませんか?多くの場合、修理して乗り続けるか、処分して乗り換えるかのどちらかになりますが、その基準について知っておけば選択しやすくなるはずです。

そこで今回の記事では、事故に遭ってしまった車を修理した方がよいケースと、廃車にした方がよいケース、また廃車にする場合の手続きなどについて、詳しく解説します。事故車を抱えてお困りなら、ぜひ参考にしてみてください。

 

事故に遭った車の選択肢

 

事故に遭った車の対処法として、修理・売却・廃車の3つの選択肢から選ぶのが一般的です。それぞれ詳しく説明していきます。

 

修理

 

大切な車が事故車になってしまったら、愛着があればあるほど手放すことが難しくなるかもしれません。状態によっては、修理してそのまま乗り続ける方法を選択できます。その場合、移動の際も状態に応じた手段を選ぶ必要があるでしょう。

たとえば、破損した部分が大きくてまったく車が動かせない場合、任意保険のレッカーサービスなどを利用した運搬になります。大掛かりな運搬に備え、あらかじめ保険会社の連絡先や、連絡方法を確認しておくことが重要です。

 

売却

 

事故に遭って故障した車でも、状態によっては売却できます。売却して手に入ったお金を買い替え費用に充当できるため、予算が不足している場合は、売却の検討もおすすめです。

事故車は通常の車に比べると低い査定額になりがちですが、買取を行ってくれる業者も多いため、調べてみるとよいでしょう。

 

廃車

 

破損が激しい状態の事故車は、修理費用が高額になったり、売却が難しくなったりするケースも多いです。このような場合は、思い切って廃車も検討してみましょう。

廃車手続きは基本的に廃車買取業者やディーラーなどに依頼して行いますが、引取手数料が発生するときもあるため、事前の確認が必要です。

また、自分で廃車手続きを行うことも可能ですが、手続き書類の作成・準備に手間がかかるほか、平日しか開いていない運輸支局に提出しなくてはいけません。日中仕事をしている方や、平日なかなか時間が取れない方は、業者に依頼するのがおすすめです。

 

事故車を修理した方がよいケース

 

損傷が激しくない場合、適切な修理によって乗り続けることが可能です。また、エコの観点からも、直して乗り続けた方がよいといえるでしょう。

ただし、いくら修理でもとの状態に戻りそうであっても、なかなか決断できないこともあるのではないでしょうか。ここでは、事故車を修理した方がよいケースを4つ取り上げて解説します。これらのケースにあてはまるなら、修理の検討がおすすめです。

 

愛着があって手放したくない

 

長い間乗っていて愛着がある車なら、事故で多少壊れたとしても手放したくないと感じるのは当然です。車をどうしても手放したくない場合、修理して乗り続けることをおすすめします。

まずは修理業者に状態を確認してもらい、見積りを依頼しましょう。その結果と予算などから、修理か手放すかを判断するとよいです。手放してから後悔しても遅いので、納得がいくまで検討することが大事だといえます。

 

修理費用の負担が大きくない

 

損傷が軽微で費用があまりかからないようなら、買い替えより修理の方をおすすめします。業者の見積もり額が1万円ほどであれば、即決断して大丈夫です。

いっぽう、損傷がひどい場合では、修理に数十万から数百万ほどかかることもあります。たとえば、車の中で最も重要なパーツであるエンジンの修理には、約30万円から100万円以上の費用が必要です。高額になるケースでは、買い替えを選んだ方がよいでしょう。

 

購入してから日が浅い

 

事故車が長距離を走行している古いものなら、修理で直ったとしても、その後長い期間乗り続けることが難しいかもしれません。

反対に、購入したばかりの車の場合、修理をすればこれからも長く乗り続けられます。そのため、購入してから日が浅い車での事故は、修理がおすすめです。

また、新車であればメーカー保証を利用できる可能性が高いでしょう。ただし、保証には利用できる期間があるため、確認しておくことが大切です。

 

車検を受けたばかり

 

車検を受けたばかりの車も、買い換えずに修理を行った方がよいでしょう。車検は、購入時から数えて3年、以降2年ごとに受ける必要があり、そのつどかなりの費用がかかります。

車検をしたばかりで手放すのはもったいないため、状態を確認したうえで、修理の検討をすることがおすすめです。いっぽう、もうすぐ車検の時期が来るといった場合は、タイミングよく手放すことができます。

 

事故車を廃車した方がよいケース

 

修理して乗り続けるよりも、手放してしまった方がよいケースもあります。ただし、廃車にするには決断が必要です。どのようなポイントを押さえて判断すればよいか、迷うことも多いでしょう。

ここでは、廃車にした方がよいとされる判断基準を4つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

骨格部分が損傷している

 

事故によって車の主要部分の骨格(フレーム)が損傷した場合、修理をしても不具合が生じやすくなります。異音を発したり、きしみが出たり、欠陥が出やすくなるため、骨格部分が損傷している事故車は手放してしまってもよいでしょう。

また、売却を希望しても、骨格部分を修理した車にはあまり高値がつかないケースが多いです。思い切って廃車にすることをおすすめします。

 

水没したことがある

 

水に浸かってしまった車を「水没車」と呼びますが、事故の際、水に浸かることがあれば、廃車を検討した方がいいケースもあります。

水没の程度や状態に応じた対応が必要ですが、あまり水に浸かっていなければ、サビや破損部分の修理交換だけで済むこともあるでしょう。ただし、ほかの部分が後から故障するパターンも多いため、基本的に水没した車は廃車扱いとした方がよいです。

 

買い替えた方が安く済む

 

修理よりも買い替えた方が安く済む場合、廃車がおすすめです。たとえば、大きな事故に遭って「全損」というような状態では、修理にかなりの費用がかかるのはもちろん、中古車買取も見込めません。

また、それほど大きな事故でなくても、修理交換に高い金額を要する箇所が損傷しているケースもあるでしょう。保険がきく場合でも、等級が下がってしまうことで翌年以降の保険料がアップするおそれがあります。

 

走行距離が20万kmを超えている

 

事故車がこれまでに走行してきた距離によっても、廃車にすべきかどうかを判断することが可能です。一般的に、車は「20万km」を超えた走行距離で買い替えを検討するべきといわれています。

従来、車は走行距離10万kmくらいで寿命になるとされてきましたが、現在の高性能の車ではその倍程度伸びたといえるでしょう。1年の走行距離は、約1万kmが平均です。よって、車の平均的な使用期間は「20年」と計算できます。

期間を目安とするなら、20年以上乗っている車が事故に遭った場合、廃車にしてもまったく問題ないということです。

ただし、これらの数字はあくまで目安で、正確なものではありません。走行距離が10万kmくらいでも廃車にした方がいいケースもあります。車にはさまざまな消耗品が使われているためです。

具体的には、車の重要なパーツの一つ「タイミングベルト」は約10年で摩耗するといわれており、走行距離が20万kmいってない場合でも交換が必要になります。また、まったく乗っていなくても、消耗品が経年劣化する可能性があるでしょう。

 

事故車を廃車するメリットと手続きの種類

 

事故車は、状況や予算などによって修理・廃車の選択を行うとよいですが、ここでは、廃車にするメリットを解説し、手続きの方法についても紹介します。

 

廃車のメリット

 

廃車にする最も大きなメリットは、自動車税を支払わなくて済む点です。たとえ乗らなくても、必ず自動車税は払い続けなければいけません。

廃車の手続きを行うことで、自動車税の支払いをしなくていいのはもちろん、自賠責保険の解約もできます。自動車税の残りの期間に応じて、還付金をもらうことも可能です。

また、廃車の際に「永久抹消登録」を行った場合、車検の有効期限に対応した重量税の還付も受け取れます。

 

廃車手続きの種類

 

廃車手続きの方法には「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2つがあります。内容が異なるため、それぞれについてしっかり理解しておきましょう。

 

一時抹消登録

 

「一時抹消登録」は、廃車といっても、あくまで一時的に使用しないようにする手続きです。しばらく乗らないときにいったん廃車扱いにするだけなので、再登録をすれば乗ることができます。

届け出をすることで自動車税がかからなくなるため、すぐに解体や廃車ができないときにも利用するとよいでしょう。

「もしかしたら、また乗ることがあるかもしれない」「どうしても完全に廃車にできない」「ガレージに余裕がある」などの場合は、こちらの手続きがおすすめです。盗難に遭ったときも、ほかの方が乗れなくなるように、一時抹消登録の手続きを行うケースがあります。

 

永久抹消登録

 

「永久抹消登録」は、車を永久に乗れなくする手続きです。こちらの場合は、一度手続きをすると二度と同じ車に乗ることができないので、注意しましょう。

永久抹消登録をする際は、解体後に解体業者から発行される書類が必要になります。「絶対にこの車に乗ることはない」「新しい車に買い替える」という場合は、こちらの手続きがおすすめです。

ただし、永久抹消登録を行うには、初めに車を解体する必要があります。自分で登録を行う場合は業者に解体を依頼しなくてはいけませんが、解体費用が高かったり、そもそも個人の依頼を受けてくれる業者が少なかったりと、デメリットが多いものです。

そのため、自分で手続きを進めるよりも、廃車買取店への引き取り依頼をおすすめします。基本的に処分引き取りから廃車手続きまで、すべて行ってもらえるので、登録の手間や時間がかかりません。

 

まとめ

 

事故に遭ったとき、その車を修理して乗り続けるか、手放すべきか判断に困るものです。ましてや愛着がある車は、事故車になってもなかなか手放したくないものでしょう。

基本的に、車の故障状態や予算を基準にして修理か、売却か、廃車かを判断するとよいですが、それぞれのケースを選ぶポイントも知っておくと、迷うことがありません。

車を所持していると、どのような状態でも必ず自動車税を払う必要があることから、支払わなくて済む廃車には大きなメリットがあるといえます。

また、廃車にする場合は「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2通りの手続きがあるため、こちらの内容も覚えておくとよいでしょう。ぜひ今回の記事を参考に、検討してみてください。

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